サクラマス

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サクラマス
サクラマス
サクラマス(桜鱒)は、硬骨魚綱 サケ目 サケ科に属する魚。非常に美味で、食用にする。また、渓流釣りの対象魚として人気が高い。いくつかの亜種が知られている。太平洋北西部を中心に分布するが、北から順に、オホーツク海沿岸から、朝鮮半島、北日本まで分布するのがサクラマス、琵琶湖のビワマス、南、西日本のサツキマス、台湾のタイワンマスである。
基本的には、成長とともに海に下りて回遊し、産卵時に川を遡上する降海型の種類であると考えられているが、一生を淡水で過ごす陸封型の個体がいる。他のサケ科魚類同様、冷水に生息するため、北方では降海型が多いが、南にいくにしたがって標高の高い冷水域に陸封される傾向が強くなる。ヤマメ、アマゴは、それぞれサクラマス、サツキマスの陸封型の呼び名である。 一般に降海型は大きく成長するが、陸封型は比較的小型のままである。降海型は、幼魚期を河川で過ごすが、この頃の体の側面には、大型で小判形をした暗青色の斑点(パーマークと呼ばれる)が数個以上並ぶ。成長し、海に下る前になるとこの斑紋が消え、体色が銀色になる(スモルト、銀化(ぎんけ)と呼ばれる)。これ以降、成魚まで体色は銀色のままだが、繁殖期になると、桃色がかった婚姻色が現れる。一方、陸封型は、幼魚期のパーマークが成熟しても残る。海ではなく、湖やダム湖などで通常の陸封型よりも大きく成長する個体もあるが、成長に伴って、パーマークがなくなり、降海型と同様の外見になることがある。これらは銀化ヤマメなどと呼ばれることもある。これとは別に、陸封型の個体の中には、パーマークがない無斑型の個体が混ざる地域があり、これは突然変異型と考えられている。
黒部川でサクラマス
 
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